埼玉医科大学総合医療センター 泌尿器科には、
日々さまざまな疾患の患者さんたちが訪れます。
そこでの経験は、あなたの医師としての未来を切り拓いてくれるでしょう!
ココに注目!
幅広い症例を
豊富に
経験できますココに注目!
開腹手術の
症例が
経験できますココに注目!
すべての
尿路結石症の治療に
対応できます
教授/診療部長
川上 理(かわかみ さとる)
夢をもった若手医師一人ひとりの
キャリアの発展をしっかり支えます「埼玉医科大学総合医療センター」は、1985年に埼玉県川越市に開設。川越市(人口35万人)、富士見市(人口11万人)、坂戸市(人口10万人)を中心として埼玉県内に広い診療圏を持ち、1〜3次のER型救急に対応しています。埼玉医科大学として「埼玉医科大学病院」や「埼玉医科大学国際医療センター」と密な連携を取り、高度で質の高い臨床、研究、教育の場を提供しています。
泌尿器科では悪性腫瘍、尿路結石症、排尿障害の3大
疾患群を中軸として泌尿器疾患全般にわたる高度な専門的治療を提供しています。がん診療拠点病院の泌尿器科として多数の泌尿器科悪性腫瘍の治療を担当しています。特に進行病期の前立腺がん・尿路上皮がん・腎がん・精巣がんに対して豊富な治療実績を持っています。進行前立腺がんでは複数の国際共同治験にも参加しています。多数の進行がんの治療を経験することで、手術・放射線・抗がん化学療法・分子標的治療・免疫療法・ホルモン療法・ゲノム医療を高度に組み合わせた最先端の集学的治療をマスターすることができます。集学的治療では他科との密接な連携が必要で、複数科合同での手術も数多く行われています。当科では他科との連携による治療や手術を豊富に経験できることも大きな特徴と言えるでしょう。尿路結石症の治療に関しては、「結石センター」による最先端治療や総合病院としての強みを活かしながら、複数の合併症を有しているなど治療困難が予測される尿路結石症にも対応しています。救急による迅速な治療を必要とする精巣捻転の手術実績が豊富であることも特徴です。精巣捻転の治療については未だ解明されていない点も多く、世界中の男児の救急疾患として重要な課題となっています。当科では科研費を獲得し精巣捻転症の新たな治療法の開発を進めています。こうした豊富な臨床経験をもとに、大学病院の特性を活かしてアカデミックな能力もしっかり研鑽することができます。担当する患者さんの疾患への理解を深め、最適な治療計画を立てていく過程で、稀な疾患や、今後の診療に大きなインパクトを与える事例を症例報告として纏めることが第一歩となるかと思います。さらに情報収集の仕方、参考文献の読み方、論理的な文章の書き方などを訓練し、学会での発表、論文の執筆の経験を積んでいく。こうしたアカデミックな姿勢を早くに身につけることも、生涯勉強を続ける医師として、その初期のたしなみとして大切なことだと思っています。臨床医をしながら医学博士の取得や研究活動をするには、時間的にも金銭的にも難しいと感じている方もいるかもしれませんが、埼玉医科大学大学院には社会人大学院制度もあり、多くの若手医師に門戸が開かれています。臨床で大きな課題に遭遇したとき、自分の努力によって、その課題の解決の糸口が提供可能かもしれないといった夢や喜びを大切にして頂きたいと思います。臨床研究をやってみたい、医学博士を取得したい、海外留学をしたいといった前向きの気持ちを持った医師に、しっかり機会を提供し、夢をもった若手医師一人ひとりのキャリアの発展に応えられる職場でありたいと思っています。
高齢化によって泌尿器科疾患は年々増加傾向にあるため、これからますます泌尿器科医のニーズは高くなっていくでしょう。当科で研鑽を積むことで、将来も必要とされ、活躍できる医師になることができるはずです。特別な能力は必要ありません。協調性のある方であればどなたでも歓迎しています。あなたの夢と目指すキャリアを当科で叶えてみませんか。
准教授・結石センター長/運営責任者
諸角 誠人(もろずみ まこと)
高い専門性はもちろん、幅広い
泌尿器科分野に対応できる医師へ「埼玉医科大学総合医療センター」の泌尿器科は、大学病院ということもあり悪性腫瘍の患者さんが多く、さらに精巣捻転や結石による急性腹症など、急性期疾患に対しても豊富な実績を有しています。また、高度先進医療だけではなく、尿路結石症についてはその多くに尿路感染が伴うため、一般病院で診るようなプライマリ・ケアに関しても多く経験できることが特徴です。
指導体制としては、研修医や若手医師の先生方には積極的に手技を経験してもらう方針です。昨今、多くの大学病院、専門病院ではロボット手術や内視鏡下手術が増え、開腹手術は減っています。しかし、当院の泌尿器科では開腹手術が必要な進行性の悪性腫瘍患者さんが多いため、開腹手術による豊富な経験ができることも魅力です。当科で習得した開腹手術のスキルは、将来にわたって泌尿器科医としての大きな武器となるはずです。
私がセンター長を務める「結石センター」には先端医療機器が揃っており、どのような尿路結石症の治療にも対応できることが特徴です。結石の内視鏡手術では若い先生方が中心となって治療を行うなど、研修医の先生たちが実際に執刀医になるケースも多々あります。多数の手術を経験できることで、どの病院で勤務しても戦力として活躍できる泌尿器科医になることができるでしょう。合同手術や、月に一回の病理カンファレンスや放射線治療のカンファレンスなど、他科との共同による治療や勉強会も多く、院内連携が良いことも魅力です。常に他科と連携しながら、泌尿器科分野を全般的に、しかも数多く経験できることが当科の大きな強みであり、高度な専門性からプライマリ・ケアまで幅広く対応できる泌尿器科医になることができます。
また、オンとオフのメリハリがあることも魅力です。当直は週に一回まで、土日もオフとして確保できるよう努めていますし、長期休暇も取得可能です。忙しくて自己学習の時間やプライベートな時間を確保できないということは一切ありません。
埼玉医科大学の建学の精神の一つに“師弟同行の学風の育成”があります。師匠と弟子が教育を通してともに学びあい励ましあうという意味です。そうした風土が当科にもしっかり息づいています。共に学び成長できる素晴らしい教育環境のなか、人間としても社会人としても大きく成長しながら、優れた泌尿器科医を目指してみませんか。当院でなら、どのような泌尿器科分野にも対応でき、かつ専門性の高い医療を提供できる泌尿器科医になることができるはずです。