当科では豊富でバラエティのある臨床症例をもとに、世界中どこでも通用する泌尿器科の総合的な臨床能力を身につけ、さらに患者さんに役立つ臨床研究を行うことのできるScientific surgeonの育成を目指しています。また、当科の豊富な臨床症例から、若手を中心に症例報告を多数行っております。学会発表・論文作成の指導体制も整っております。
当教室の強みOur Strengths
● 川越は埼玉県第3位の人口の都市で、観光地としても外国人の方にも最近注目されています。地域の中核の大学病院ですので、多くの患者さんが来院され幅広く多数の診療経験を積むことができます。
● 総合医療センターですので、特定の分野に偏ることなく、守備範囲広く診療します。
● 手術をはじめ、学会発表・論文作成等でも、面倒見のよいスタッフが揃っています。
専門医研修プログラム
モデルコースUrology Residency Training Program Model Course
当科では、『川越プログラム』と『3病院プログラム』を実施しています。
下記にモデルケースをご案内します。
1埼玉医科大学総合医療センター川越泌尿器科専門研修プログラム
総合医療センターを基幹施設としたプログラムです。
連携施設で多様な症例を経験できます。2埼玉医科大学3病院専門医研修プログラム
埼玉医大3病院での研修を取り入れたプログラムの1例です。
総合医療センターでの研修を軸として、埼玉医大3病院での高度医療を幅広く研修を受けるプログラムです。
(埼玉医科大学総合医療センター:川越 埼玉医科大学国際医療センター:日高 埼玉医科大学病院:毛呂)
主な連携施設病院
Main affiliated hospitals
- 上尾中央病院(ロボット支援手術、女性骨盤底疾患)
- 行田総合病院 (ロボット支援手術)
- イムス三芳病院(ロボット支援手術・尿路結石)
- 埼玉石心会病院(腹腔鏡手術)
- 深谷赤十字病院(地域中核病院、ロボット支援手術)
- 埼玉医科大学病院(良性疾患)
- 埼玉医科大学国際医療センター(悪性腫瘍)
- 帝京大学付属溝口病院(ロボット支援手術)
- 埼玉県立小児医療センター(小児)
- 川越インタークリニック(開業)
現在連携施設病院を拡充中です
他科研修(埼玉医科大学総合医療センター)
Training in other disciplines
4年間の専門研修中に、下記から2科(合計最大6カ月)の研修を選択可能です。
- 消化管外科・一般外科
- 肝胆膵外科・小児外科
- 高度救命救急センター
- 麻酔科
- 病理部
専門医プログラムで
習得する手術の実際Actual surgical procedures learned in the specialist program
平田Drは専攻医1年目に
多数の臨床手技を獲得しました。
1年目の専門研修では4月早々からダビンチ助手Certificateを取得し、ほぼ全例でダビンチ手術に入りました。また他科との合同手術や、泌尿器緊急処置(腎瘻造設、尿管ステントなど)も非常に多く経験しました。
専攻医の最初の1年間で、泌尿器科手技の基礎を固めることができるため、2年目以降の臨床に自信を持って臨めると思います。助教(専攻医)
平田 渉(ひらた わたる)
指導医からのコメント
平田先生は専攻医1年目よりあらゆる症例・手技に積極的に取り組み、とても実力をつけました。専攻医3年目は地域連携病院の勤務となりますが、更なる多数の症例を経験することで、多くの患者さんを助ける医師になることを期待します。
講師/外来医長
竹下 英毅(たけした ひでき)